壁紙の未来を考えて行動する会 パネルディスカッション

第10回壁紙の未来を考えて行動する会のパネルディスカッションで、進行をさせていただきました。

世界のデザインホテルの潮流や、トレンドに連動する壁紙について。日本のオープンしたての予約が取れないというあのホテルのレストランの壁紙や、パルプチップにデジタル印刷したという素材系とは思えない思い切った壁紙も登場。

今年リニューアルしたばかりのトレンドカラーで揃えた客室の壁紙や、砂を使って陰影あるモチーフが味わえる壁紙。なんと!箔を透けるファブリックで包んだ贅沢な壁紙や、塩ビの素晴らしい壁紙など、表現に富む壁紙の世界をご覧いただきながら、日々製作をする方、販売をする方、そして施工をする方達の、伝統を革新に変え、今に伝える皆様のお話しをお聞きします。

大阪は11月6日(水)開催。今回は広く皆様にご参加いただけるよう、無料にてご招待されておいでです。

時間;14:30~17:15(受付14:00~) 壁紙の未来を考え行動する会(ご参加無料)

会場:OMMビル

http://www.omm.co.jp/access/index.html

懇親会;同、20F  東天紅 (ご参加無料)

美味しいお食事をいただきながら、ひととき、インテリアについて語らいましょう。

東京会場ニュース:

http://online.ibnewsnet.com/news/file_n/gy2019/gy191007-02.html

オープンしたばかりのホテル内のレストラン。高級な仕上がりです。

この壁紙があるだけで、という例。面積は関係ありません。じわっとした日本のデザインが素敵です。

イエローの壁紙⁉ ウォームなイエローが好印象、こんなコーデをしてみたい。カッコよく収まってます!

トレンドのウォームなアースカラー。ジャングルモチーフを上手くコンバートして合わせてます。

ユニークなモチーフは、パルプチップ基盤にデジタル印刷だそう。チップが定着するように工夫を凝らした力作です。

モアレになって見えるの、分かります?箔が布に2重に包まれ、モアレの見えが楽しめます。

レトロな柄の壁紙に、ハードなトムディクソンの多灯吊り楽しさを。何気なく置かれたシェルフやイエローのソファの木質感が、家庭に居るような温かいリラックスを演出しています。


池袋西武本店 暮らしサロン 展示コーディネート

池袋西武暮らしサロンの展示コーディネートをさせていていただきました。

ほっこりした照明、暖かみのグレーをベースに、黒を少しあしらった、ラウンジスタイル。

手作りの優しさを纏ったキリムの赤と揺らぐ暖炉の炎が、チェアでのくつろぎの時をもたらします。

目にまぶしくない照明はコーデのポイント。

ぼんぼりの様な形や繊維質の質感が、ほっこり感を増幅します♡

トーテム型のコーヒーテーブルはトライバルなラグと好相性。

適度な特別感やトレンド感を出してくれます。

ファブリックは目の粗いものがオススメ。

ウルキオラのモダンなエスノ調のフロアマットに、思わずゴロンと飛び込んでしまいそう。

アウトドア対応で、デッキでの使用も可能です。

背もバッチリ支えてくれるラップンロール型のクッションが存在を放ちます。。

カッシーナの人気のラウンドテーブル。

ガラストップを透かし曲木の美しさが際経ちます。少し高めですが人気のモデル。小さいφタイプは在庫限りの希少品。

テーブルの上では、ハイメアジョンのオブジェが「いちにっ」と手を上げて、キッチュなポーズで和ませます。

 

池袋西武本店7F暮らしサロンにて展示中 

素敵なテーブルコーディネイトはiconの仙波さん。ランプやラグの手配やアレンジなども細かく調整してくれて、流石です。

タイトなスケジュールの中、沢山ヘルプしてくださいました💪


インド政府機関 5都市を周るプレゼンツアー②

インド繊維省の各出先機関プレゼンツアー、ムンバイ、カルール、パニパット、デリー、ジャイプール5都市周遊 その②

2019年はマハトマガンジー生誕150周年の年にあたるそう。KHADAI、カディと呼ばれるインド各地に残る手紡ぎ・手織りの布は、イギリス植民地時代、ガンジーがイギリスの機械織りの布に対抗するために人々に仕事を与え、自立を促し団結させるために広めたと言われています。今でも多くの人が繊維業に携わり、インド各地で布創りを大切に思って継承している背景が垣間見られます。

HEPC提供

<グルガオン>

グルガオンにある1978年に設立されたインドのアパレル輸出業者の公式団体、AEPC、アパレル輸出促進協議会(Apparel Export Promotion Council)でセミナー。AEPCの本部はグルガオンにあり、インド全土に10の事務所を構えて衣料品製造とその輸出促進の強力なサポートをしてます。

結構質問も飛び交い、議論が白熱するのがインド流。体力要ります。この日は製品の安全検査について話が膨らみました。翌朝はデリー空港からジャイプールに飛びます。

 

空港は溢れんばかりの人の山。インド人に何でこんなに混んでるんだと聞かれるありさま。荷物検査も一時間以上は掛かりそう、飛行機間に合いません。。。

そこに機関の人がやってきて裏技発揮。アブラカダブラとかなんとか言うと、別ルートで時短し荷物検査に進めました。

デリー空港はエアポートサービスでNo.1です。こんなに広いし、人も溢れてるのに。機関の人は段ボール包みのレジュメや資料の数々も毎回チェックインしてました。最初は手荷物にした方が安心ではと見てましたが、毎回ちゃんと全部届きます。

インドの、お家からお弁当を配達するあの感じ。一見混乱してそうですが、あの人山と荷物の山なのに、凄いです。ほとんど怒らないし、割り込まない。決しておっとりしてるわけではなく計算も早い。一度チェックインに手こずりましたが、通路側がイイと言ったので、6時間先のコネクトフライトでしたが何か調べて取ってありました(驚き)。作業に手間取って皆に覗かれても特に焦る風でもなく、並んでいるインド人も見てはいるけど怒りません。せかせか暮らす日本人としてはハッとします。

<ジャイプール>

ジャイプール到着。ジャイプールラグは有名ですね。

ジャイプールではGEAR、ラジャスタン州の衣料品輸出業者協会(Garment Exporters Association of Rajasthan)にてセミナーと交流会を行いました。翌日は新設の工業団地にある工場を訪問。ジャイプールは、ブロック印刷やビーズ刺繍など付加価値を施した手仕事による製品やアートシルク、綿ボイル、レーヨン、ビスコース、ポリエステルを絹とブレンドした製品など、手織りによる製造や工業化された工場がともに発展しているそうです。

メチャ熱心に聴かれてます。乗り出して見てますね。

日本の繊維製品の安全評価を行う唯一の評価機関、ニッセンケン品質評価センターのゴードさん。かなり真面目に討論が白熱。

最後なのでせめてどこか見たい!と会合の後深夜ですが市内拝見。綺麗です~。この3分後に12時ということで照明消え(^^;   ジャイプールは赤土で知られます。信じられませんが写真ない~💧

インド政府は2018年度予算でテキスタイルパーク構想に400万ドル相当を配分。官民提携事業方式(PPP)を基に最新式のインフラ設備を提供し、繊維産業団地の開発を推進。総額1億8,500万ドルのテキスタイルパークを構想しています。安定した経済成長のもと、国内においては消費者の意識も高まりを見せ、旺盛な消費の伸びと、欧米アパレル企業との提携による輸出ニーズが拡大しています。デリー近郊の計画都市ノイダにはインドで4店舗目となる無印良品も進出し、2020年にはデリーからの地下鉄の開通も予定されて、益々の発展が見込まれます。

開発の繊維工業団地に施設を増床した工場を複数訪問

ジャイプールは刺繍やビーズでも知られています。

女性も男性も、若い人とご年配の方がそれぞれ働いてます。素敵な着こなしですね。

コットンを集め撚ってるようでした。深い肌の色に染色された深く鮮やかな衣服がお似合いです。

縫子男子です。アメリカ向けのベッドリネンだそうです。

 

 

 

 

 

オーガニック繊維の取組もされていました。ミルクにバナナにオレンジに、沢山あります。欧米は勿論、ベトナムやタイ、ラオスや中国にも輸出しているそうです。他にできないタイダイ(絞り)技術があり、日本のソックスなどに輸出しているそうです。先日インテリアのセレクトショップで発見し購入してみましたが、綿がいい感じで柄もどこかレトロでかえって新しいです。

ショッピングモールやダンスクラブ、カフェなどの進出も急速に進み、開発ラッシュでインディラ ガンジー国際空港近隣の主要ホテルは何処も満室。JWマリオットを始め巨大ホテルが続々と建設されてます。やっと予約が取れたホテルも建設されたばかりで、ロビーには巨大デジタル印刷の壁紙が貼られ、客室もデジタル印刷の壁紙にインド製のファブリックスが配されてました。

 ホテルには巨大デジタル印刷の壁紙が貼られ、地元ラグやファブリックが設えられています。

4つのラグジュアリーホテルが面する中庭には夜中まで開くショップが並び、カフェやクラブも。警備も厳重です。

 凝縮のインド 広ーいでした ❣


インド政府機関 5都市を周るプレゼンツアー①

インド繊維省の各出先機関の方達にプレゼンに伺いました。ムンバイ、カルール、パニパット、デリー、ジャイプールの5都市で、各機構の幹部やホームファニッシングやファブリック製造に関わる方達と交流。6月3日から6日間のこの会合で、日本への大口の来日も決定しました。

それぞれの都市がどんなに遠いか知らなくて良かった⁉ という、ハードな一路でした。

インドは欧州債務危機や高インフレを克服し近年も7%近くの経済成長を続けています。2030年には中間所得層が5億人に到達するともいわれる、新興国の中でも高い経済成長を維持する巨大マーケットです。日インド両国は1952年の国交樹立以来、2000年の「日印グローバル・パートナーシップ」の合意、2014年の「特別」戦略的グローバル・パートナーシップ構築と、相互に首脳がお互いの国の訪問を続けながら、親日感情に支えられ友好な関係を維持しています。

インドの繊維業は携わる人が2番目に多い国の基幹産業の一つです。訪れて実感しましたが、政府も全面的に支援し、とても重要視しています。そんな中、日本のニーズやデザインについての理解が進むようにとの事で、お伺いして日印をモデルとしたドレンド情報につき各地でお話しをさせていただきました。

インドの繊維業は長い伝統を持っていて、『ペイズリー柄』や『インド更紗』の原産地として広く知られて、最後のハンディクラフト技術が残る数少ない地域ともいわれています。また注目の点は、インドは農業大国であり、綿花や絹の生産も行っていて、良質なオーガニックコットンやリネンの生産にも携わり、天然染料や天然繊維への取組も行っている、繊維の原材料の産出国でもあります。

堅調な経済成長のもと、巨大ショッピングモールやモデル都市や地下鉄の建設も急ピッチで進み、モダンな空港やホテルが立ち並んでいました。ITや化学製品の発展の印象が強いインドですが、繊維産業に携わる人たちも、技術革新を行いながら、インドならではの手仕事を活かした製品を創り出そうと工夫を重ねていました。

<ムンバイ/旧ボンベイ>

オーガニックモダンなムンバイの空港。植物のセルのよう、孔雀の羽がモチーフだそうです。

植えられている植物も路で見かけるものなどで、自然光もそそいで、リアル壁面緑化です。背景にパネルも建て、魅せますねー

サイン(上下の柄が天井と同じ)、ベンチ、ガラスと、同じモジュールによるデザインが展開されてます。

 

開き方もまちまちなハスの華の照明やペイズリー柄のカーペットと、しっかり、国のキャラクターや産業を魅せてます (‘;’) 羽田空港も急ピッチでやり直してますが、こう見るとこってり見せるところは魅せないと。国の玄関は主張も大事です。

「Asia Pacific Airport of the Year」でNo.1に選ばれたそう。夜はこんな感じ、かなり綺麗。物凄いスピード移動で止まってなど貰えないし、外に出て写真を撮る暇もなくでしたが、アイフォンがしっかり合成しキャッチしてました!

 

プレゼン一本目です。政府テキスタイル省の各出先機関やその会員の方達に日本のマーケット情報を提供する一連のセミナーが始まりました。先ずはムンバイのTEXPOLICILにて最初のプレゼンです。

TEXPROCIL、綿織物輸出促進協議会(The Cotton Textiles Export Promotion Council)は1954年の創業以来、インド綿の輸出を推進する非営利団体として国内は勿論、世界に広く知られています。(とはいえ私は今回知りました。。)会にはインドの主要なテキスタイル企業が参画しています。ドイツのハイムテキスタイル展をはじめ世界中の展示会への出展を行い、綿、糸、織物、ホームテキスタイルなどさまざまな定評のある綿繊維製品の製造業者や輸出業者さんが名を連ねているそうです。

TEXPOLICILのHPに掲載くださり。Executive Director Dr. Rajagopal氏(中央)とJIIPA Prashant氏(右)らとの記念撮影。Joint Director Martis氏(左)はこの7月の渋谷のインドフェアに責任者として来日されます。

駅です!なんて綺麗なんでしょう。ムンバイの土はオーカー(黄色)なんですね。建物も黄土色です。チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅/2004年に世界遺産

ちょっとブリキチックな雰囲気の2階建てバスが、イギリス領の名残を感じさせます。

駅構内。とにかく人・人・人。混んでますがみんな笑ってます。東京駅でこんな事、ないですよね。

女性の衣装もカラフルです。ペタンコのサンダル、多いです。クッションソールとか履かなくてもバシバシ歩きそうですね。

インド門 広場/ 赤、オレンジ、黄色、青、ピンク、すごく多いです。皆さん良く動きます。ブレて全然人が上手く撮れません💦

ここは都市ですが、ロードでも服の色は同じでした。田舎道やバス停にたむろされる女性達の衣装も美しかったです。例によって、ミッションは超高速移動で進むので、3時間も乗っているのにこちらもブレて撮れなく。残念。

夕暮れは公園に涼みに人が続々と出てきます。上海のバンドンみたいで、レトロな建物とビルのコントラストがきれいです。2時間も船で行くと、ドバイだそうです‼ 熱いわけですね。

地元インテリアショップ

ジムトンプソンの世界観です。ペイズリー柄っぽい壁紙。クッション結構安かったです。

床材も新しいですね。セメントタイルの様ですが怪しいのでカリカリして確められませんでした(笑)

アラジンのジニーが出てきそう

スタバもできてます。象さんや孔雀(孔雀は路にほんとに居ます!)が描かれてますね。インドの地図の中がペイズリー❣

ムンバイのホテル。超ゴージャス。正面は画ではなくモザイクです。大理石ふんだん、琥珀色系多いです

さて、早朝から飛行機でコインバトールに飛び、カルールを目指します。100キロ超えで飛ばして、いざカルールへ (‘◇’)ゞ。

アジアの通勤風景ですね、朝晩は3人乗りが多いです。むっちゃ挟まれてます。スクールバスともすれ違いました。広いので皆が揃ったら授業始めでしょうか。。。

サリーのお店。カラフルですが、深い色です。地元の周囲の自然によく馴染む色です。

 

カルール到着。長旅でやっと着きましたが、直ぐ準備です。

カルールではHEPC、手織り機製品輸出促進協議会(The Handloom Export Promotion Council)にてプレゼンテーションおよび会合を行いました。HEPCは1965年、織物、家具、カーペット、床材などの手織り機製品の輸出を促進するため「インド政府テキスタイル省」の下に結成された機関で、本部はチェンナイでニューデリーに支部があります。

 

サンプルを拝見。ジャガード織が良い感じでした。

インドでは皆さんファミリー企業で製造や輸出など取り組んでます。熱心です。

  インド繊維省HEPCのサンドラさん。

修了、目が赤い。。。

翌朝はまた車で3時間飛ばして空港に戻ります。看板、派手でしょ。要所要所に街が出没します。他は畑と平原が続き、ヤギや孔雀が歩いてます。孔雀ですよー!

トゥクトゥク。車内(って言うかな)も好きな柄が貼られてたりします。型は昔のミゼットってことでしょうか。沢山の手すりとホロも付けてますね。縞々に塗り分けたりしてカスタマイズ (‘▽’*)

脇道には工場や住居なども見かけます。とにかく何か色付けたいようで、塗り分けてます。

空港に到着。インディ・ゴー(インディゴ? インド人 Go ?(笑))でデリーに向け出発です。超ミニの制服のお姉さんが元気に応対してくれます。機内特性マギーヌードル貰いました。辛っ Σ(・□・;)      

<パニパット>

パニパットに移動。HEPC、手織り機製品輸出促進協議会の方々にセミナー。アルマーニや日本のユナイテッドアローズに製品提供をする会社や、絣や絞りの技術を活かす会社の方達と会談しました。

インド繊維省主催AEPCのシャルマさん。

翌日はセミナーに参加した方の店舗を訪問。

ショップの生地見本。暗めで素朴な中に、清色のピンクが印象的。