モクコレ2026展示制作

2026年2月12日~13日。東京ビッグサイトで「WOODコレクション(モクコレ)2026」が開催されました。東京都が主催。39都道府県から約320事業者が出展し約400小間が設けられました。

森林率は70%

国産木材活用を推進する取り組み「MOCTION(モクション)」。その館長を務める隈研吾氏と、デザイナーの佐藤卓氏による特別対談も行われました。日本の森林率が約70%に達し、ノルウェーと並ぶ森林大国であることなどを紹介。森林資源を活かした都市づくりの重要性が語られました。

長期視点の必要性

対談は、『これからの都市づくり~地域へつながるデザインワーク』がテーマでした。都市化した印象日本ですが、豊かな森林が維持されていることが紹介されました。明治神宮の森がその土地に適した樹種を選び、荒れ地に木を植えたこと。100年後の森を構想した計画で、長期的視点での森づくりの意義が示されました。

職人・伝統・自然の尊重

隈氏は「日本には47都道府県それぞれに職人がいる。全国に職人が存在すること自体が大きな強みである」としていました。こうした地域に根ざしたものづくりの価値を伝えていました。木や藁など自然素材を活かしたインテリアは国内外で関心が高まっています。伝統を尊重して再解釈し現代の空間に活かす手法。これは今期のトレンドにも通じるものです。

icon木づかいクラブで出展

日本インテリアコーディネーター協会有志で出展展示を行いました。木材活用の可能性を提案し多くの来場者が足を止め、関心を集めることができました。木の良さを伝えるブース演出も作成。木の端材を活用した木文庫などを用い、素材の魅力を体感できる展示を展開しました。

木づかいクラブのメンバーが手掛けた木による事例をパネル展示。私も隈研吾氏による東京大学内のカフェ事例など掲示させていただきました。木を活かした建築と内装の双方から木材活用の広がりを訴求しました。

木の壁紙は特別な施工が必要という印象を持たれがちです。木や襖を取り入れた和の要素への関心は高まっています。今期パリでの新作にも多数出ていました。日本が培ってきたデザインや素材の持つ力。自然に親しみ、職人技を尊重することを改めて認識する機会となりました。