新潟で、タウンカラープラ二ングを行いました。
福田組が新潟出来島で街づくりをするということで、街並みの色をデザインさせていただきました。コンセプトに沿って材料を選んでの、タウンプラニングです。
Faith Villとして開発されることとなり、チラシもつくられます。
街並みの色購買にあたり正面の2棟が引き立てあうように色を配置。色相対比で設計した2棟は即完売となりました。
個性をもたせた棟づくり
それぞれの棟は、調和が取れつつも異なる材料の組み合わせで構成を行いました。ドアを開けたら前と同じデザインの家、というのはできれば避けたいものです。
高い買い物ですが、なぜか開発住宅によくそのようなことが見られます。
カラーの組み合わせは
例えばブラウン。落ち着いてステータスを感じさせる色です。これを基調にして、誘導をかける2棟に隣接するカラーデザインに取り入れます。
ミディアムグレイッシュなグリーンは、ナチュラルで優しい色合い。こちらとブラウンが並ぶと、街並全体が落ち着きすぎず、適度に親しみのある雰囲気を醸せます。
ユニティと防犯の効果
さわやかな街並みに、住民の交流も良いとの事でした。
一体性のある街区は、外部の関係のない者の侵入を心理的に抑制します。それによって、住民同士のつながりが促進され、防犯の効果も高まります。
こんな風に見えるのかな、と模型でシュミレーション。
どことなくリゾート気分も持ち合わせた街並が出来上がりました。
街は評判を呼び、第2弾もお作りしました。
東京の開発業者の関心を呼び、見に来ることも出ていたそうです。
気づけば近くに似たような街もできたとか。
一箇所が綺麗になると、周囲もきれいになって行きます。アイディアをそのまま踏襲されてしまうのもちょうっとと思いますが。綺麗の伝染は、歓迎です。