学研が初めて手掛けた高齢者施設第一号から開発協力し、本社内ショールームアドバイス 2018 東京
2005年学習研究社が高齢者事業を始めました。これは創設者の『会社として教育面で貢献をしてきたことは自負している。これからは地域の生活をささえ、社会に貢献をしていく』との創業者の命を受け始まりました。
かくして学研は、初めての都市型・地域密着の高齢者施設を手掛けることとなりました。高齢者施設を多く手掛けてきた経験より、開発協力させていただくことになりました。
まだ地域密着の都市型高齢者施設がどういうものか分からない時期。ノウハウを習得しようと著名企業も参画し定例をかさねながらの建設でした。
次々に事業は展開しました。外観から内部の細かいサイン、ファブリックに至るトータルなも。居ぬきのコンバージョンなど、数棟の開発サポートをさせていただきました。
以来拠点は増え続け、2021年10月現在、全国に168拠点、8,585居室が展開されています。
看護小規模多機能型居宅
多くの高齢者が住み慣れた地域のなかで。安心して暮らし続けられるための住まいを目指して。
第一号は看護小規模多機能型居宅となり、地域の方の見学会では『ホテルみたい』。『一緒に来よう』。などのお声を聞く事が出来ました。嬉しい限りです。現在も通い(デイサービス)・泊まり(ショートステイ)・訪問介護・訪問看護を一体的に提供するサービスを提供しています。
学研ではココファンの名称で、全国で展開されています。
事業は学研グループ内で展開され、学研が得意とする世代を超えたコミュニティづくり。かつて学研のおばちゃんと親しまれたネットワークを活かした人材育成も行っておいでです。
学研本社内ショールーム
株式会社学研ホールディングス本社屋内に、ココファンのモデルルームを作ることとなりました。かつての基本を再現しようということで、材選定の相談をおうけました。小物は社員の方が話を聞いて揃えるなど、身近で親しみのわく姿も拝見しました。当初の考えを踏襲しつつ事業展開される様子をかいま見ました。
高齢者施設・医療施設では、床のデザインは重要です。サインとして、歩行を誘導します。
出来る前の会議では、何でここで貼り分けるのか。なぜここまで色が回り込むのかなど分かっていなかったようです。
出来るにつれ、職人さんが『こういうことだったんですね!』と、声を上げてくれました。
塗料報知新聞社が取材に来て、同社の『ゆか』という雑誌に取り上げられました。