シノダは「住まいの総合商社」として知られている。モダンな青緑色が印象的な建物を本社とするが、昭和13年創業の「からかみや」としてデザイナーが唐紙選びをできるショールームを開いている会社でもある。
ショールームでは、スタッフの方が対応し、唐紙についての知識をお聞きすることができる。
唐紙にも幅広い意匠のものがあり、アートと呼ぶにふさわしい一点ものから、今の暮らしにもフィットするモダンなデザインのもの、古典柄の色を変化させたはんなりとした風合いが味わえるものと、千差万別である。
流麗な柳がエレガントな襖紙
古典柄でもモダンなものもある
地色に摺り色の組合せでオリジナルな色合わせが楽しめる
染めと色胡粉摺り色と色雲母の摺り色を掛け合わせ、オリジナルの唐紙を楽しむことも可能である。
モダンなアクセントとして意匠を愉しむ
本来の唐紙としての使用もいいが、今流行りのパネル壁紙として楽しむもよし、小棚にアクセント壁紙として味わいを添えるのも、楽しそうである。