日本の織物壁紙

昭和17年創業の小嶋織物は、織物壁紙と織物襖紙を主に販売している。独自のデザイン・糸づくり、製織から製品の完成に至るまで、一貫した製品作りをおこなっている。
壁紙の制作に於いては、天然素材の麻や綿・パルプチップと素材にもこだわり、地球にやさしい自然由来の素材を使用した高品質な製品作りが行なわれている。

織物壁紙は、通気性に優れ、結露を軽減しカビの発生を緩和する。また、吸湿・調湿に優れており、室内のVOCの吸着にも貢献する。
織物壁紙というと日本の清楚な織物のイメージが強いが、時にラメなどの輝きも加えられたものもあり、海外の輸入壁紙とも相性が良い。

日本の織物壁紙だが海外の輸入壁紙とも相性も良い
整経機で縦糸を巻き付けていく様は圧巻である。

生地巾分の経糸をあらかじめ巻き付けていく

人の目による険反

新たな意匠壁紙へのチャレンジもしていて、ワッシャー加工の光物壁紙の創作も行われている。

ワッシャー加工の創作織物壁紙

パッチワークの創作織物壁紙
先日のJAPANTEXで発表された新作は、この1月に発売された。

デジタル機器も備え、凝った意匠の広幅印刷にも対応いている。
意匠を凝らしチャレンジする日本の壁紙が、新作として登場してきている。