いま 暖かみのある色が求められています。
年初、気候変動や経済格差、移民問題などのさまざまな拮抗する状況において、不安を和らげる暖かみのある色がトレンドに上げられているとご紹介しました。そのひと月も経ないうちに、世界はこれまで直面したこともないウィルスの脅威に直面しています。
在宅で仕事をすることも多くなり、少し前までは想像もつかなかった状況の中で、暮らしも変わり、安らぎや安心・希望を感じたい気持ちでいっぱいです。
『予断を許さない異常な状況と先の見えない不安感のなかを生き抜くには、体の健康だけではなく、精神面での健康を保つことも大変重要』として、ドイツ政府はクリエイティブな活動をする人々への支援を最優先事項に指定したそうです。
配信記事「今期インテリアの8つのキーワード」から、お役立ちになりそうなポイントをピックアップしてご紹介していきます。お仕事の合間に、”私たちだからできること”、お読みいただければ幸いです。
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モダンと言えば、クール、モノトーン、カッコよさなどがイメージでした。モダンの象徴であった幾何柄も、色をまとうと”暖か~い”印象に変わります。忘れてならないのはもう一つ、マルです。丸い柄、丸い家具、丸い照明。角のない丸は目にも優しく心に落ち着きをもたらしてくれます。
写真の壁紙はモダンの幾何柄フォルムです。でもちっとも冷たくないですね。手描きのような滲んだ感じやトレンドのレンガを焼いたようなオレンジ=バーント・オレンジに、トレンドのブルーも彩度を落としてソフトな印象にしています。そして何より、忘れてならないのは暖かみの黄色。黄色は光を反射し気持ちを明るく前向きにしてくれる色なんです。ココ、ポイント1です。
ビアンコの大理石も、トレンドです。冷た~い感じを醸し出す石でもその上にちゃんとクラフト感のある暖かみの黄色が置いてありますね。
コーデの上級者ポイント2は、隣に補色を置いていること。補色の存在が利いて、黄色がアクセントとしてやんわりと暖かく、手作り感も創出してます。
”トレンドコーデはトレンド物を置いただけではならず!”
暖かみの色が求められています。引き続きトレンドと色についてお伝えしていきます。記事と合わせてご覧ください。