パリ北駅。例によって夜遅くの到着。白タクが多いので迎えのタクシーを予約してみました。
えっ、名前こんな風に出して構内でお出迎え。荷物も持ってくれて、助かる! スムースにホテル到着。いつものホテルですが、オーナーが代わり改装を続け、部屋はデジタル印刷で空に様変わり。
途中ギャラリー・ラファイエットとプランタンを通過。パリらしくて心躍ります。日本で三越や高島屋を見ても、こうワクワクはしてこない。四角のビルとドームの違い?
着いたら部屋はアップグレード。顔覚えてる⁉ ロビーを見ても、どうやら青が好きらしい。
寒くても、雪が降っても、パリはパリです♡ さて、先ずは市内のショールームを巡る一コマも。今回はホテル編なので、視察の様子はまた別に(‘◇’)ゞ
ハプニング発生
と、ここでハプニングのお話しをちょっと。
メゾンに向かおうといつものバス乗り場に。なんと、バスは辞めたもよう~。貴重な時間なのに、ピンチです。電車で行く手もありますが、ロスタイムが惜しい。さて。。。
ちょっと見渡せば、同じお困りさんらしき人影があるじゃありませんか。
そこでお洒落なマダムとカジュアルながっつりレディにルート検索した概要を見せて、お声掛け。さっそく仲間になりました。
タクシーを捕まえようと、目の前のホテルに移動。おこぼれにあずかろうかと何人かがついてきます。
そんな遠くは嫌だとごねるドライバーをマダムが説得。すっかりお任せ、助かる。言い値が高く、すかさず検索結果をお見せして加勢。いいわ、と女性ドライバー。割り勘でいい感じでメゾン会場に向かうことになりました。
メゾンに来る身近さ
メゾンに着いて、折角だからと「パチリ」。車内ではバスが無くなったのは政治がケチだからだとか、あーだ、こうだと。最初渋っていた運転手も加わり盛り上がる中、静かな日本人と言われニコニコと。そんな、しゃべれませんもの。
上の写真の右の方が、聞けばホテルを買ったところでメゾンに椅子を探しに来たそうで。こんなのが欲しいと話します。へぇー、お惣菜を買うみたいにインテリアを探すのね。それではメゾンに人が集まるはず。日本ではそんな風には展示会に来ませんものね。B to B、B to C感、満載です。
と言うわけで、出発前の時間を利用し彼女のホテルを探しに向かいまーす。
彼女のホテル
結構いいエリアです。うーん、入るとパリらしい床。レトロな優しい空間です。丁度チェックアウト時間と重なり忙しそうです。宿泊していたお客さんの様子から、満足がうかがえます。
パン屋さんだったところを改装した、と言っていましたが、ここでやっと意味が分かりました。天井にガラスの装飾。これが気に入ったのでここにしたそうです。「トレ・ボー 綺麗」
気取らないサロン風
壁は重厚な色ですが、椅子が程よくカジュアルで独特の雰囲気に。彼女の人柄が感じられます。随所に作っているコーナ的たまりがあります。くつろぐことを思って配置しているのが感じられます。
グビっぽい椅子と深い青がマッチしてます。なかなかこうは、合わせられませんね。
見ただけで、パリって分かるこの雰囲気。気さくなレトロシックでくつろげます。
どちらも、インテリアデザイナーが作り込むのとはまた別な、オーナーが思いをもって揃えていくホテル。
数が多いからというものもちろんあるでしょう。
でも、インテリアが身近で暮らしにとけ込んでることが感じられる、そんなパリらしいホテルです。