パリのホテルの心地よさ

パリで、心地よさとはこういうことかと知ることになったホテル。

Hidden Hotelは、そんなホテルでした。

心地よさとは

夜遅く、雪の中を到着したホテルは、今まで感じていたものとは異なる「心地よい」空間でした。

自然な素材がもたらす、心地よさ

まず壁装材です。今木や自然素材を用いるインテリアが世界で注目されています。ここは木のヘッドボードに塗壁でした。

休む。充電するというための場所。体に負荷が無く、気づけばぐっすり眠ってました。

テーブルや椅子の、ラフで気取らないデザイン。座ると高さが程よく、普通の平板で作っているのに、いい感じです。パンチングメタルのパントリーとインダストリアルな照明がコーナーにちら見え。優しくラフな木に、黒のアイアンでピリッとコショウが加わります。

ファブリックが作りだす快適

休日の午後、いつまでも包まれていたいような、リネン。

セドナのパワースポットに行くのは大変です。こんな心地よさを、家に持ち込みたい♡

自然の表情をのこす

上質な仕上げに、自然の荒々しさがのこる家具や機器が加えられています。真っすぐで調和がとれた空間に、すこし、手作りの物が加わる。それだけで、空間が上質を保ちながら、ゆるみます。

トーンを合わせた配色

反射しない材料を使いマテリアルミックスする。少しずつ色を変えながらトーンを合わせる。空間がぐっと上質になるポイントです。

ダイニングは、元気が出る色調にして、小物にも機能的なメリハリを付けて見る。そんなことでリズムが生まれます。一方、くつろぎのサロンは光量を絞って、キャンドルや手作り感のあるものを入れリラックス。ちょっと本棚でカッコよさを整えて、人数も自由なベンチで、いつまでも、なんなら寝転んでもいい雰囲気にしてみる。

いろいろなシーンが、そこで過ごす人の時間を豊かにしてくれます。

家具と照明

オブジェや照明は脇役ではありません。

編んだようなランプシェードや、木からそのままくり抜いてきたような、木の革が感じられる椅子。モダンに仕上げられた暖炉のサロン。そこに、オブジェのようなラフでプリミティブな家具を置く。

まさにHidden 。隠れるホテルに仕上がっていました。