ベルギーはインテリア感度が高く、おしゃれです。細かく作り込むというより、お洒落カッコよく、サックっとまとめる感じ。そこで、ブリュッセルのデザインホテルをいくつかご紹介しましょう。とはいえ、高級ホテルではない、身の丈のごくごく普通なホテルですので、一応。
ブリュッセルにはICE列車で着きました。いきなり車掌さんがタンタンの船長さんのようです。
さあブリュッセル探検の旅が始まります。
19世紀の邸宅にトレンドを加え、デザイン
Saint-Géry Blussel Hotelは、19 世紀の邸宅をアーティストが装飾したホテルです。どの部屋もユニークで、それぞれ別のテーマでトレンドが取り入れられています。
モダンな今の技術を取り入れ、かつ新鮮なトレンド感を加えたい。そんな思いから、チーク材、スレート、オリジナルのレンガの壁などのラフな素材が使用され、温かみのある快適な雰囲気になっています。
居心地の良い部屋には、贅沢な雰囲気とか、この照明がすごい!とか、このファブリックがどうの、というのもあると思います。でもここは一発でわかるアイディアとオリジナルを活かした素材を使い、家具もしごくシンプルで合理的。質実快適なホテルです。
デザインホテルなので、もちろんなくていい無駄がいっぱい盛り込まれています。なのに機能的でクリーンなイメージです。
では、お部屋を見てみましょう
矢印と地名だけ。背景にブルックリンスタイルのレンガの壁があり、単色の壁紙もこうするとなるほど映えます。
部屋ごとに全然違うデザイン
こちらの部屋には落書きが! でなくて、デザインです。こんな偶然を書くのはかえって勇気がいりそうです。冷蔵庫にも書かれてます。洗面は素材系。手の掛け方の強弱がはっきりしてます。
パリあたりだとTVがしっくりしないインテリアがありますが、ここはマッチ。インダストリアルなデザインで機器を収めるのは、こう見ると上手くまとめるヒントかも知れません。
色の壁紙に素材のアイテムを組み合わせ、味があります。カッコイイですね。
ヘッドボードの背面に壁紙を貼るのは良いアイディア。雰囲気がガラッとかわります。
隣はカフェバー
チェックインに、えっここ?という小さなドアから入ります。スーツケース∔人がやっと。隣はレストラン。このお店に合っててなかなかカッコいいカフェバーバー ‘de Belmonte’です。
隣、というより一緒です。チェックインカウンターがかろうじてある感じ。
ラフな造りですが、気さくなエリアに合ってます。
棚にベルギービールのグラスがあります。どうやらジンがここの自慢の様。寒いですものね。
外は繁華街
少し行くとお正月のような人出です。寒いの平気なんですね。