ケニア 雄大な自然の中のホテル

サバンナの動物を見たい。そんな思いから、アフリカを目指す旅に挑みます。

アフリカ大陸を目指して

ケニア・ナイロビから飛んだ先に、ムパタ・サファリ・クラブというホテルがあります。

ナイロビに行かれたことがある方は分かるかと思いますが、ケニアの街は人が動物よりこわい。やたらと出歩けません。ここに到着するまでも沢山のストーリーとハプニングの連続でした。

世界は驚きに満ちている

エミレーツのスチュワーデスさんは上流階級のお嬢さんがほとんどです。ちゃんと時間についているのに、もう飛んでしまった‼ という飛行機に文句を言うと、『なんでそんなに急いで旅するの?』と。言い返されました😅

思えば、いかにもサファリ、という格好をしたファミリーが、猛ダッシュで走り抜いていきました。あと一時間でナイロビ!と思って、すっかり安心してました。

まさか時間前に、飛行機が、航空券を持っている顧客を無視して、飛ぶなんて。

世界は驚きに満ちているシリーズの中でもベストに入るやり取りを空港で戦いました。日本人にとっては、ここまで休みを取って来るだけでも大変なんです。

今どうにかして欲しいんです!

空港に来る迎えに合えなければ、とても危険でタクシーなんて乗れない。どうしたらいいか分からない。怒りまくる。

じゃ、とエミレーツのあのケープ付きベールをかぶったお姉さんはファーストクラスの1年間有効の世界一周券をくれました。

それでも怒り続ける様子に、同僚の男性とバトンタッチ。再び事情を説明。💦 事情を理解した男性は、携帯で現地のガイドさんに連絡。次の飛行機を手配してくれました。

男性から説明を聞いた例のお姉さんは、そう、そんなに忙しいの、と。ここで休暇を取ったので、貰った券も休みが取れなくて使えないと言うと、ちょっとすまなそうな顔にやっとなってくれました。

フランス映画なら『キャッホー』と手をあげて、その先の旅程を直ぐ予約、でしょうか。今思えばとっても勿体なかったー!!! 行ってませんよ、世界一周(涙)。

雄大な自然の中のホテル

ホテルは日本人建築家 エドワード鈴木氏によるものです。もとは会員制のクラブをホテルとして使用されています。

ムパタ・サファリ・クラブ

着いて部屋の隅のシャワー室まで行くと、風が入ってきました。見ると、壁と屋根の間に隙間が設けてあります。

シンプルな エスカルゴのようなレイアウト

この感覚。後に伴茂氏設計のフランス、ポンピドー・メスで体験します。いずれも、風が通り抜けるちょっと屋内としては意外な感覚は、心地いい、肌で感じられる空間でした。

ロッジのテラス

ベッドヘッドには、飾りが何個も付いてます。

電気が少なくて心配。音楽とかいろいろ持ってきました。夜になると、そんな心配は不要でした。ここに来たら暗くなったら、寝ればいい。

随所に円を多用したデザイン

中央棟 レセプションやレストランがあります。
通路に設けられたライブラリーが、感じいいです。

暖炉が設けられています。標高が高く寒く、持っているものをかさねて着込みました。

寒さの度合いは、夜はマサイ柄の湯たんぽが届くくらい。

雄大な景色

日没という言葉がぴったりです。円形を成す窓に、ベッド脇のブラケットが写り込みます。

外のガーデンには、プールや夕日を眺めるテーブルが置かれています。

ここで飲み物飲めるのかも、 ふぁー 夕日だけで十分
そのまま庭(めちゃくちゃ広い)に出れます。

 

ブヒブヒ息遣いが聞こえるので見ると、イノシシが。テラス際まで動物が出没します。本館で食事をとっての夜道でも普通に遭遇します。こわい。

暑いのか、手を広げて歩くトカゲ。スパイダーマン衣装の派手なトカゲも。

出発です

ふくらんだ包みはお土産。現地の布を調達しました。
アフリカの布は、生地の端にお祈りの言葉などがプリントされてたりします。 
マサイ編のブログで、色や柄を沢山撮ったのでご紹介しますね。

動物も、一眼レフと望遠装備で挑んだので、ワイルドアニマル編でご紹介しますー!

空港待合室ってわけです。

都会のジャングルに、帰りまーす。めちゃプロペラ機です。

着いたナイロビでも、飛行機はちょっと大きくなっただけでした。