日本を代表する家具やライフスタイル企業による、ライフスタイルの展示が行われました。会場では素材やデザインを訴求した展示が印象的でした。会期:2021年10月18日– 20日
国内外の代表的な家具メーカらが出展
インテリアで居住性の向上を研究するデンマークのMUUTO。ここはシーンを上手く作って見せてくれます。
例えばこの存在感ある照明は、大きいながらもどこか温かみが感じられます。
何気ないテーブルの上の花瓶やプレートも、クールになりすぎずブルーが程よくマッチ。北欧らしいミニマルな中に、木の味わいや、やすらぎが感じられます。
五感を活かして、感じてもらう展示
リアル展示会の良さは、なんといっても五感を活かし、見て触ってもらえること。展示会ならではの触って感じる演出が多く見られました。
小さなコマ割りの展示を集めた、下町の工場のような雰囲気の一帯では、素材に触れて、身近に感じてもらう展示で賑わいました。
樹種の違いに触れる。産地を知る。リサイクルの素材の元を見せるなど、素材訴求の展示が印象的でした。
持続可能なあり方を考える姿勢を紹介
カリモクは間伐材の利用を長く続けています。森を育むことから考え、日本で採れる樹種を紹介しながら、それぞれの性質を活かした製品作りの取り組みが見られました。
カンディハウスはロゴを最近刷新 ウッドショックから木材の供給もとも再考し、座面の革取りに縫い目を入れるなど、素材の使い方への考察が見られました。
サステナブルな素材による家具も紹介されていました。
博物館の様に名作家具を展示
モジュラー化して、丸みを帯びる家具
これからの暮らしの道具
生活用品の展示では、家で使うものがどうなってゆくのかが感じられる展示が見られました。ソフトな色調。機能的な形。用途を選ばず広く使えそうなものが見受けられました。
国内の代表的な家具ブランド
それ以外にも、日本を代表する家具ブランドや産地による出展が展開されました。
インテリアライフスタイルと謳う展示会では、くらしづくりに役立つ家具と物に、これからの素材が、ほど良く関係を保ちながら、スタイル展示されていました。