未来のオフィスデザインとハイブリッドワークスタイルの提案、「オルガテック東京 2022」

世界に名だたるドイツのオフィス家具の国際見本市、オルガテック。海外初の開催地として東京を選び、4⽉26⽇から28⽇開催されました。

最先端のオフィスデザインと多彩なワークスタイルの展示は大きな注目を集め、世界 8 ヵ国から 80 を超える 国内外の有力ブランドが出展。来場者数 21,958 人を記録し、東京のポテンシャルを証明しました。

国内外の有力ブランドが出展

第1回オルガテック東京は、新しいビジネスプラットフォームの必要性を訴求して展示。オフィスデザインとワークスタイルに特化した展示は、ハイブリッドワークの台頭により大きく変化するワークプレイスの多様なスタイルを示しました。

オカムラ、コクヨ、イトーキ、内田洋行、プラスなどオフィスメーカーによる巨大展示。カリモク、関家具、アダル、イヨベ、冨士ファニチャーなどの家具メーカー。東リ、川島セルコン、リバコなどのインテリアブランドなど国内の主要メーカー群。カッシーナ、ノル、ハーフェレ、クヴァドラといった海外勢も加わる多彩な展示となりました。

主要ブランドによるビックブース

日本を代表するオフィス家具メーカーやサプライヤーが一堂に会した醍醐味あるブース。インテリアや植栽、ファブリックや金物なども加わり、素材から空間まで多彩な展示となりました。

ワークプレイスの在り方が多彩に展示されました。

東リはGround(大地)Lake(みなも)Bark(木の皮)など自然から着想を得たフロアカバリングを展示。東リ、川島セルコンとともに、リサイクルへの取り組みの積極的展示が見られました。

多彩な展示

ファブリックや床材の展示も加わり、会場は華やぎました。

クヴァドラは、Arper,内田洋行、オカムラ、カッシーナ、カリモク、富士ファニチャと協業。テキスタイルの展示にとどまらず、各社ブースでの生地を貼った様子の展示も行いました。

クヴァドラが初めて出した、医療系に対応するレザーファブリック。2年前から開発を手掛けたそうだが、次亜塩素酸拭きにも対応するそうで、タイムリー。手前の椅子に実際に貼ってある。

大変革の中にあるワークスタイル

コロナ禍を機に、世界のワークスタイルは大きな変貌を遂げました。そして、オフィスの在り方が問われ、働き方の新たな提案が求められています。

オフィスは、もはや機能的な家具の集合体から脱皮しました。心地よさの創生には、色選びや豊かな変化ある形状。そして、ライティングの効果も、欠くことができません。

フリーアドレス。協業スペース。一人になれる仕切られたブース。

チェアやソファとの組み合わせやデスクの配置。吸音素材や色選びで、モダンで心地よい、発想の豊かさを引き出すオフィスを作ることができます。

まるで自宅のリビングのようなシックなオフィスファニチャー。欠くことのできない配線ディバイスは、フロアアクセスからスタンドで供給。シカゴのネオコンなどでもハイテクモニターは目にしますが、ここは日本らしく、丸くキャラクターを感じるイトーキらしいデザイン。
心地よいオフィス空間の創造を提案する、カッシーナIXC.
ソファの組み合わせや色選びで、モダンで発想豊かな機能的オフィスが作れる
音と視界を遮り、集中できるワークコーナーの提案。
北欧系のユニットを体験させていただいたことがあり、この手は驚くほど籠れます。

ワークスペース・イノベーション

そんな中、ワークプレイスにもイノベーションへの取り組みが見られました。

ワークスペースにも緑化が求められています。あまり知られていませんが、人が居なくなり冷暖房が切られると気流の動きが止まり、オフィスや商業空間で植物の生育が阻害されることがあります。

遠藤照明は、単に照明を植物に供給するにとどまらず、光と風をパッケージしてデザインしました。

遠藤照明は、室内の植物を枯らさない光と風をパッケージにしたデザインを紹介

最近のオフィスにはガラスが多用されています。住空間やオフィスでのオープンスペースの到来は、視界や音の問題を生じさせています。

イトーキは吸音ブロックの開発を協業。視界が遮られるファブリックとは一線を画す、ガラスに貼れるデザイン。見た目も楽しげで注目を博しました。

単に、ガラスにフィルムを貼って視界を遮るというだけでなく、音への配慮。空気層による反響の軽減も期待できそうです。

イトーキはガラスに貼れる吸音材を協業で開発

ワーカーの健康へのアプローチ出展も

日清食品の出展もありました。

ワーカーの健康は企業にとって今や大きな関心事です。完全栄養食をテクノロジーで提供。おまけに美味く理想の栄養バランス。会場内で試食もでき、バラエティーのあるメニューが体験できました。結構美味しい。

日清食日は健康食を視野に完全栄養食を紹介

従来のオフィスに出勤して働くこととテレワーク。それぞれの特徴を組み合わせた、新しいハイブリッドな働き方が、求められていきます。