アリスがおとぎの国で過ごすような、大人のくつろぎ空間をデザインさせていただきました。
入口ではお花柄のウサギさんがお出迎え。エントランスやショーケースとサインには、各地のコミュニティとその美しい手仕事の存続を製品で繋いでいこうという、フルサークルエンパワーメントプログラムにより創造されたアクリル板を使用しています。
ろうそく燭台の照明が廊下を照らし、ふしぎの国のお部屋では、小鳥のランプがお出迎え。優しい空間がこころとからだをくつろぎの時へと誘います。
シンプルなLEDのライン照明に植物のポットを入れて、ナチュラルでモダンなコーナーに。
エントランスカウンターは、石の壁紙。ドイツから切り出した本物の石ですが、壁紙なのでアールに合わせて曲げられ、自然の風合いを活かした施工が楽しめます。
カーテンやスツールとの色柄の相性もバッチリ♡ LEDライトがファブリックや石壁紙を面で照射しています。
イギリスのパネル壁紙をアールの小壁に仕込みました。
フランスの蝶という名前の照明にピュアな小花をちりばめて。職人さんが位置出しをとても気にしてくれた壁の瑠璃色の鳥がアクセント。
大柄のパネル壁紙。上に向かってぼかして使用し、大理石のテーブルやライトで空間を引き締め、オブジェのような時計が壁紙を惹きたてます。
ネリー&フーのデザインによるアルテミデのテーブルランプ。小枝にとまる鳥のような可憐な表情が、辺りに光のアクセントとなり灯ります。
美女と野獣に出てくる燭台のランプのような、ロイヤルコペンハーゲンのウォールランプ。お施主様お気に入りのキラキラ光る壁紙をお行儀よく並んで照らします。
全てはこの壁紙から。他での施工事例を私のHPでご覧になり、壁紙から考える全面改修のデザインが始まりました。
この壁紙は、英国デザイナーズギルドのもの。フレスコ画を背景にしたベースに、蔓と絡まる色味を押さえた牡丹の花が広がります。
デザイナーのトリシアさん取材記事はコチラ☟
Tricia Guild- トルシアさん こんにちわ
甘くなりすぎないよう厳選したピンクの腰壁はベルギーのもの。英国の紙の壁紙を補完する強度があり、色も強すぎないで花柄を引きたててくれるものを選んでいます。いま日本で手に入る全てのピンク壁紙を検討した!といってもいいくらい、ピンクの壁紙付けでした(笑)。
シャンデリアに木製の枠を付け、フランスのファションで有名なジャンポールゴルチェがデザインしたルリエーブルのファブリックの残布を蔦と絡ませて、お花畑にいるようなお部屋になってます。
オランダのアイフィンガーの壁紙。実を散らしたようなデザインで、つばめが壁にシンクロして実をくわえて飛んでます。
花びらが舞うようなサインデザイン。一枚一枚配置してていただきました。
トフィ―のような柄の壁紙、レトロモダンな表情です。ムートの鏡がメイクルームにユニークな表情を出し、顔色を綺麗に見せてくれるというルイスポールセンのポチッとした小ぶりのペンダントで光を落とします。
各所に施したアーチのデザインが、空間に柔らかな表情を与えます。
出隅は傷みやすいので、パール色のコーナー材で意匠を保ちながら壁紙を保護してます。