2019年のトレンド色「リビングコーラル」世界のデザイナーとインテリアへの取入れ方お伝えします!

2019年パントン発表のトレンド色は「リビングコーラル」。世界のデザイナーがHOUZZをプラットフォームに、取り入れ方などの意見を交わしました。

日本では色の専門家として、私とハウズのコントリビューターのカツウラさんが、世界の皆さんと意見を述べさせていただいてます。

コーラル系は日本で古くから親しまれてきました。日本は四季があり、自然の色を衣の配色として、梅の襲(かさね)桜襲などと取り入れ、親しんできた歴史があります。癒し効果にもなる色で、少しプラスするだけで空間に楽しさが出て、また暖かみも感じられ、今のインテリアには必要な色の一つでしょう。

自然界の色と組み合わせて

自然を感じさせるカラーパレットとコーラル系のカラーの相性の良さを指摘する専門家が多くいました。

コーラルは自然を思わせる色との相性も良く、緑や木目と合わせると、穏やかでナチュラルな空間づくりができます。また、反対色のターコイズや水色と合わせると、コントラストがついて洗練された印象をつくることができます。

オーストラリアのSonia Simpfendorferさんはコーラルは「白、ソフトグレー、明るめの木目と組み合わせるのは難しくありません。でも淡いブルーやクリアすぎない紫と組み合わせると、面白いと思います」とアドバイスします。

コーラルや、その他の色により親しんでいる国の方たちからは、よりチャレンジな組み合わせの提案が出ています。

コツは赤を強めすぎないこと

コツは強めすぎないこと。暖かみのあるコーラルに、レッドやオレンジを組み合わせると、とてもホットな印象になります。好きだからと言って沢山取り入れてしまったり、強める色と組み合わせたりすると、もともとの赤の性質が強まり、インテリアの色としてはリラックス感が軽減します。ちょっと暑苦しい感じになってしまうかもしれませんね。

カツウラさんも「古くから自然素材を家屋に多く取り入れ、ナチュラルカラーや渋みのある色に馴染みが深い日本では、チャレンジングなカラー」。「ただ、原色のような強目の赤に比べるとチャレンジしやすい色」「彩度を下げたグリーン」など組み合わせて、とアドバイスを加えてくれています。

甘さを抑える方法も

ロシアのインテリアデザイナー、Daria Kharitonovaさんからは「明るく、ニュートラルなグレー、そして幾何学模様との組み合わせ」が提案されました。幾何学文様なら『甘さ』を抑えてくれ、壁紙や布に使うのも良いとのアイディアです。

フランスのインテリアデザイナー、Anne Azoulayさんは、コンテンポラリーな雰囲気を作るにはコンポジション全体のデザインが強調されるよう「黒に近いグレー、濃いブルーかグリーン、黒」を組み合わせる方法もよいとのお話し。

コーラルの『甘さ』はモノトーンで解消。光や自然の環境が違うと、色を調和させる発想から、単色で活かすアイディアも出て、面白いですね。コンテンポラリーなインテリアにおススメです。

温かみのある色合いが気分を緩和する効果も

どんな部屋に、どの様に使ったら良いかなどもご紹介しました。各国の皆さんの「リビングコーラル」。ぜひご参考に。  

(©あみむら まゆみ)

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