坂倉準三 パリ−東京展

建築家 坂倉準三 パリ−東京 を訪れました。
日本はこんな洒落た空間を今に繋げていればよかったのに。 

そんな思いで拝見しました。

今見ても新鮮

シェルフは、シャルロット・ぺリアン。京都の桂離宮の違い棚を見て、伝統的日本建築のモジュールに影響を受けたといいます。このブックシェルフに反映されているようです。グラフィックで機能的な独特のこのシェルフ。3年前のケルンのDas Houseのネリー&フーが使っていました。カッシーナの526ニューアージュですね。

ラグは、2019年ケルンのDas Housのデザイナー・オブ・ザ・イヤー。セバスチャン・ヘルクナー のAmesのラグを思わせます。

アームスのラグ

日仏学院の柱。師のコルビジェの影響か、ジョンソン&ワックスビルに通じるものを感させます。アプローチも美しく、建物に時が織り込まれていくようです。

パリと東京

パリに日本人建築家の作品が受け入れられ、美術館も出来ています。

坂倉準三のパリ―東京の繋がり。その思いは今に繋がってもいるようです。