インド政府機関 5都市を周るプレゼンツアー②

インド繊維省の各出先機関プレゼンツアー、ムンバイ、カルール、パニパット、デリー、ジャイプール5都市周遊 その②

2019年はマハトマガンジー生誕150周年の年にあたるそう。KHADAI、カディと呼ばれるインド各地に残る手紡ぎ・手織りの布は、イギリス植民地時代、ガンジーがイギリスの機械織りの布に対抗するために人々に仕事を与え、自立を促し団結させるために広めたと言われています。今でも多くの人が繊維業に携わり、インド各地で布創りを大切に思って継承している背景が垣間見られます。

HEPC提供

<グルガオン>

グルガオンにある1978年に設立されたインドのアパレル輸出業者の公式団体、AEPC、アパレル輸出促進協議会(Apparel Export Promotion Council)でセミナー。AEPCの本部はグルガオンにあり、インド全土に10の事務所を構えて衣料品製造とその輸出促進の強力なサポートをしてます。

結構質問も飛び交い、議論が白熱するのがインド流。体力要ります。この日は製品の安全検査について話が膨らみました。翌朝はデリー空港からジャイプールに飛びます。

 

空港は溢れんばかりの人の山。インド人に何でこんなに混んでるんだと聞かれるありさま。荷物検査も一時間以上は掛かりそう、飛行機間に合いません。。。

そこに機関の人がやってきて裏技発揮。アブラカダブラとかなんとか言うと、別ルートで時短し荷物検査に進めました。

デリー空港はエアポートサービスでNo.1です。こんなに広いし、人も溢れてるのに。機関の人は段ボール包みのレジュメや資料の数々も毎回チェックインしてました。最初は手荷物にした方が安心ではと見てましたが、毎回ちゃんと全部届きます。

インドの、お家からお弁当を配達するあの感じ。一見混乱してそうですが、あの人山と荷物の山なのに、凄いです。ほとんど怒らないし、割り込まない。決しておっとりしてるわけではなく計算も早い。一度チェックインに手こずりましたが、通路側がイイと言ったので、6時間先のコネクトフライトでしたが何か調べて取ってありました(驚き)。作業に手間取って皆に覗かれても特に焦る風でもなく、並んでいるインド人も見てはいるけど怒りません。せかせか暮らす日本人としてはハッとします。

<ジャイプール>

ジャイプール到着。ジャイプールラグは有名ですね。

ジャイプールではGEAR、ラジャスタン州の衣料品輸出業者協会(Garment Exporters Association of Rajasthan)にてセミナーと交流会を行いました。翌日は新設の工業団地にある工場を訪問。ジャイプールは、ブロック印刷やビーズ刺繍など付加価値を施した手仕事による製品やアートシルク、綿ボイル、レーヨン、ビスコース、ポリエステルを絹とブレンドした製品など、手織りによる製造や工業化された工場がともに発展しているそうです。

メチャ熱心に聴かれてます。乗り出して見てますね。

日本の繊維製品の安全評価を行う唯一の評価機関、ニッセンケン品質評価センターのゴードさん。かなり真面目に討論が白熱。

最後なのでせめてどこか見たい!と会合の後深夜ですが市内拝見。綺麗です~。この3分後に12時ということで照明消え(^^;   ジャイプールは赤土で知られます。信じられませんが写真ない~💧

インド政府は2018年度予算でテキスタイルパーク構想に400万ドル相当を配分。官民提携事業方式(PPP)を基に最新式のインフラ設備を提供し、繊維産業団地の開発を推進。総額1億8,500万ドルのテキスタイルパークを構想しています。安定した経済成長のもと、国内においては消費者の意識も高まりを見せ、旺盛な消費の伸びと、欧米アパレル企業との提携による輸出ニーズが拡大しています。デリー近郊の計画都市ノイダにはインドで4店舗目となる無印良品も進出し、2020年にはデリーからの地下鉄の開通も予定されて、益々の発展が見込まれます。

開発の繊維工業団地に施設を増床した工場を複数訪問

ジャイプールは刺繍やビーズでも知られています。

女性も男性も、若い人とご年配の方がそれぞれ働いてます。素敵な着こなしですね。

コットンを集め撚ってるようでした。深い肌の色に染色された深く鮮やかな衣服がお似合いです。

縫子男子です。アメリカ向けのベッドリネンだそうです。

 

 

 

 

 

オーガニック繊維の取組もされていました。ミルクにバナナにオレンジに、沢山あります。欧米は勿論、ベトナムやタイ、ラオスや中国にも輸出しているそうです。他にできないタイダイ(絞り)技術があり、日本のソックスなどに輸出しているそうです。先日インテリアのセレクトショップで発見し購入してみましたが、綿がいい感じで柄もどこかレトロでかえって新しいです。

ショッピングモールやダンスクラブ、カフェなどの進出も急速に進み、開発ラッシュでインディラ ガンジー国際空港近隣の主要ホテルは何処も満室。JWマリオットを始め巨大ホテルが続々と建設されてます。やっと予約が取れたホテルも建設されたばかりで、ロビーには巨大デジタル印刷の壁紙が貼られ、客室もデジタル印刷の壁紙にインド製のファブリックスが配されてました。

 ホテルには巨大デジタル印刷の壁紙が貼られ、地元ラグやファブリックが設えられています。

4つのラグジュアリーホテルが面する中庭には夜中まで開くショップが並び、カフェやクラブも。警備も厳重です。

 凝縮のインド 広ーいでした ❣


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